【4人子育て中のママが語る】子育て・体操・SGA性低身長症

SGA性低身長症の小5長女をはじめとする、4人の子育てについて発信。長男は器械体操で県大会優勝

発達性協調運動障害の息子が診断を受けるまで

こんにちは!

季節コンプリートです。

 

今日はうちの長男について、書いていきます。

 

 

発達性協調運動障害と診断を受けた長男

 

長男は3月で5歳になるのですが、最近「発達性協調運動障害」との診断を受けました。

 

うちの長男は2番目の子どもで、長女と比較しても比較しなくても「何かがおかしい……」と感じることが1歳くらいの頃から多々ありました。

 

おかしかったのは次の4点。

  • ハイハイをほとんどしなかった
  • 9カ月になる前に立って歩いた
  • 自分の影ばかり見て走っていた
  • 興味を持つことと持たないことに対する感心の高さがあまりにも極端だった

 

 

周りからは、「お姉ちゃんと比べるからだよ」とか、「ただバタバタしてるだけだよ」などと言われたのですが、違和感がずっとありました。

 

1歳半検診や3歳児健診で相談したとしても、大丈夫!と言われて、「うーん……」と思いながら帰っており、本当に大丈夫なんだろうかと思ってました。

 

3歳になり、幼稚園入園となったとき。

長女が同じ幼稚園だったこともあり、長男のことをよく知ってくれていた先生に、相談してみました。

「どうなんでしょう……」と。

 

すると、入園してもらえれば、学期ごとに1回、そういったことに対する専門の人が訪問されるとのことで、その方に相談してみるとの返事でした。

 

入園したころ、心配していたときの記事がこちら。

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ちなみに、入園時はこんなことになってました……。

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ですが、その年の10月にあった運動会では、先生と一緒ではあったものの、なんとか参加することができました。

 

y-yoppy83-02-05.hatenablog.com

入園して、1年が過ぎ園生活にもだいぶ慣れてきた頃、年中になって「一応検査を受けてみた方がいいかもしれない」と先生から報告が。

 

そして、専門の病院にかかり始め、検査を受けた結果の診断名が「発達性協調運動障害」でした。

 

発達性協調運動障害とは?

 

発達性協調運動障害とは、とっても簡単にいうと、「めっちゃ不器用な人」。

クラスにも2~3人はいる程度の障害だそう。

 

自分が子ども時代にもクラスにも何人かはいませんでしたか?

何となく、この人とてつもなく不器用だなっていう人が。

そんな感じです。

 

実は発達性協調運動障害、ここ1年の間に学会ができたくらい、まだまだ認知度が低い障害です。

そのため、先生によっては、全く知らない方もおられるかもしれません。

 

発達性協調運動障害の場合、頭と身体の協調が取れていません。

 

頭でイメージしたことをそのまま身体で再現しようとしても、うまくできないのが特徴です。

そのため、何も知らない人から見れば、「なんでこんなことができないんだろう……」ということが、起こってしまいます。

 

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長男は体を動かすことが大好きです。

まだ単純な運動をすることが多い今は、運動は得意な部類に入ります。

うんていやブランコも得意ですし、50m走は早いほうです。

 

でも、竹馬や一輪車など、何かしらの道具を使って行うものは、とにかく苦手です。

バドミントンや卓球といったラケットを使うスポーツも、野球やサッカーといったボールを使うスポーツも、好きは好きだけど、上手くできないそう。

縄跳びも、周りの子達は持久とびをリズムよく行っているのに、息子はできません。

しかも、ダンスも難しいです。

 

病院の先生も、小学生になってから運動が苦手になる子も多いと仰ってました。

 

でも、発達性協調運動障害の子って、この障害名を知られなければ、ただ本人が努力してないだけ、サボっているだけと勘違いされがちなんですよね。

 

そのため、無理やり強要させられて、苦手意識がより強くなる、自己肯定感が低くなるというようなことが「二次障害」として起こりうるのだとか。

 

大人になってまで自己肯定感が育たず、苦労する人も多いそうです。

 

粗大運動と微細運動

 

発達性協調運動障害の子は、2つに分けられます。

粗大運動が苦手な子と微細運動が苦手な子。

 

粗大運動とは、走ったり歩いたりする体全体を使うような運動のこと。

対して、微細運動とは、絵や文字を書くと言った指先を使う運動のこと。

 

うちの子は、微細運動が苦手です。

そのため、箸もうまく持てないですし、字も全く書けません。

どうやら、手の動かし方がきちんと脳にインプットされていないようで、そこを教えていかなければならないのです。

 

診断を受けてからは医療機関に通院

 

幸い、うちの息子に関しては、小学校入学する1年以上前に診断名がついたため、小学校で苦労しない程度のことができるようになれば、通院を終わることができるようです。

 

ということは、入学までに周囲の子たちに追いつける可能性があるということ。

治るまではいかないとはいえませんが…。

そう、適切な治療さえ受けることができれば、だんだんと障害が目立たなくなるのが、発達性協調運動障害。

そのため、できる限り早く適切な治療を受けることが大切なのです。

 

今の幼稚園は小さく、息子にキツいことを言う人はいません。

でも、小学校は1学年100人程度いる学校です。

できないことが多ければ、いろいろと言われることも多くなることも考えられます。

 

そのことに対して、言い返せたり、気にしない子ならばいいのですが、息子が気にするタイプだとどうかなぁ……と考えています。

 

そのうえ、中学生にもなれば、いろいろとあるかなぁとも考えてしまいます。

 

発達性協調運動障害の子と向き合っていく

 

私たちは、長男の障害と向き合って、長男のサポートをしていかないといけません。

長男に合う最善の方法を見つけてやるのが、大切かなぁと思っています。

 

なんでも、長男の得意なことを見つけてやることが大切だとか。

 

そう、できないことばかりを見るのではなく、できるところにさらに注目して育児していきたいと思います。

 

 追記1

小学生になり、漢字でつまづいています。

 

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